前田道路は、1930年（昭和5年）に設立し2030年に設立100年を迎えます。

2021年10月にはグループ全体として永続的成長を遂げることを目的に、共同持株会社インフロニア・ホールディングス株式会社を設立し、経営統合いたしました。
現在の日本国内のみならず世界の情勢も刻一刻と変化していく中で、当社の経営環境も大きな変革期を迎えています。 このような状況下において、社会や市場の変化をいち早く捉え、迅速かつ適切に対応するためには、現状を打破する挑戦が必要であると考えます。
中期経営計画においても『体質改善』『生産性改革』『新たな収益基盤の確立』を重点施策として掲げ、新たな取り組みにチャレンジしています。

当社は、道路工事の拠点となる営業所を約110カ所、アスファルト合材の製造・販売をする合材工場を約100カ所、全国各地に拠点を構えています。
「道路建設や生活に直結した身近な工事」と「アスファルト合材の供給」をより一層強化するとともに、 インフロニア・ホールディングス グループが目指す「総合インフラサービス企業」の一翼を担う企業として、 地域道路をはじめとした様々なインフラの維持管理分野への事業領域拡大を目指してまいります。

また、「人」こそが会社の財産であるという考えに基づき、働き方改革を進めると同時にITツールの活用やDX化などの情報化を積極的に推進していくと共に、 技術・開発のスピードを早める環境を整備し、持続可能な社会の実現に向けた研究開発を進め、次の柱となる事業を構築してまいります。

これからも前田道路は、次なる100年も皆さまから愛され信頼される企業であり続けるため、コンプライアンス・安全を最優先に、 そして社員・協力企業の一人一人が生き生きと働く力を原動力に、豊かな地域社会の発展に貢献すべく、 グループ一丸となって社会が抱える課題の解決に挑戦し続けてまいります。

代表取締役社長
今泉　保彦