通常のアスファルト混合物の粒度やバインダ等を改良し、耐摩耗性を向上させたアスファルト舗装工法です。



粒径の大きな粗骨材(5号砕石)を多量に含むギャップ型の配合で、骨材空隙をアスファルトモルタルによって充填したアスファルト混合物を使用します。

耐摩耗性の指標となるせん断抵抗性はもちろんのこと、耐流動性や水密性も兼ね備えた混合物であることから、耐久性のある舗装を構築することができます。

クローラで駆動する戦車や建設機械等の走行により発生する独特の路面損傷に対して、抵抗性の高いアスファルト舗装です。

特徴

  • クローラに対する耐摩耗性が高く、長期供用が可能です。
  • たわみ性に富んでいるため衝撃力による破損を低減できます。
  • クローラによる摩耗損傷を低減できます。
  • 平坦性低下の抑制
  • わだち掘れの抑制

適用場所

  • 戦車や建設機械等クローラ駆動の車両が走行する場所
  • 車道

関連資料