
浅草寺境内改修プロジェクト
格式高い空間づくり
東京最古の寺院である浅草寺は、日本を代表する観光地のひとつとして世界的に広く知られており、年間を通じて約4,000万人もの観光客や参拝者が国内外から訪れます。本改修工事では、浅草寺全体の景観および回遊性の向上、ならびに敷地周辺との調和を目指しました。参道には、景観性・耐久性・ユニバーサルデザインを考慮した石畳風の半たわみ性舗装「御影石風ベアコート」を採用し、歩行者の移動をより円滑にするとともに、境内全体の景観に統一感をもたらしました。また、本堂西側の広場においては、これまで混在していた通行スペースと滞留スペースを明確に分けた舗装とし、参道と人工芝による広場として再構成しました。明るく改修された芝色の広場は、都会の喧騒の中でひと息つける空間として、訪れる方々の心と疲れた足を癒す場となっています。本案件においては、境内全体のリニューアル計画から各所改修工事の実施設計までを当社が担当し、日本を代表する寺院にふさわしい格式ある空間づくりを目指しました。
- 工事名称:浅草寺西側他舗装改修工事、他
- 発注者:宗教法人浅草寺
- 施工場所:東京都台東区浅草 2-3-1